ダイナミック広告(動的広告)

2020.04.24

Contents

ダイナミック広告(動的広告)で
1人1人の興味関心に合わせたスマホ広告配信

スマホで配信できるパーソナライズされたweb広告

閲覧した商品やサービスを元に動的に広告を配信

ダイナミック広告(動的パーソナライズ広告)
スマートフォンの広告で、商品が並んでいる広告を見たこと、ありませんか？それも、最近、自分が見た商品が並んでいる広告。これは、ダイナミック広告という方法を用いたweb広告です。このダイナミック広告は、アドテクノロジーの発展に伴い、いろいろな広告主さまのもとで活用がされてきています。今回は、そんなダイナミック広告について、ご紹介をしていきます。

ダイナミック広告とは、ユーザーが過去に広告主のサイトを訪問した際に閲覧した商品やサービスの情報を元に、1人1人に関連性が高い内容の広告を自動的に表示するweb広告です。主に、GDNやYDNといったDSP広告や、facebookなどのSNS広告で利用されるケースの高い広告です。ホームページの閲覧情報を元にするため、アフィリエイトサイトなどでは出せない広告のため、広告主しか使えないという大きなメリットがあります。

ダイナミック広告は、商品やサービスを多くもつホームページでの広告出稿で、大きな力を発揮します。たとえば、ECのポータルサイト、いわゆる、ECモール。また、旅行サイト、ホテルの予約サイト、動画閲覧サイトや、ポイントサイトなどで活用されると、効果が出やすいと想定されます。というのも、ユーザー1人1人の情報を、見極めて、アドテクノロジーによって、自動的に広告を配信することができるからです。つまり、ユーザーと広告とのマッチングがうまくいった時に、高い広告効果につながりやすいからです。また、それだけの商品やサービスを持っていることが重要です。単品のECサイトなどであれば、1つの商品PRで良いのですが、たくさんある場合であれば、その1つ1つを訴求するバナーなどを作るのは難しいですし、コストもかかります。しかし、ダイナミック広告であれば、それが可能になります。

ダイナミック広告は、バナークリエイティブに商品データを活用します。それゆえ、宣伝の元となるサイトを、クローリングして、画像＋商品情報を取得してくる、あるいは、宣伝元のホームページが、その情報をAPI提供などする必要があります。クロトで提供しているダイナミック広告は、前者の形式でも展開が可能です。ダイナミック広告のためにわざわざDB（データベース）を作って、APIを作って・・・みたいなことをする必要がありません。ここは、コストメリットにつながりますよね。もちろん、前者のクローリング形式の場合、出稿できる広告は限られますが、これを活用して、データを作るだけ！ということも可能です。つまりAPI型をクローリング形式で構築することも可能です。いわゆる、製品カタログ（製品フィード）データを、専用に作ることなく、ダイナミック広告の運用が可能なのです。

ダイナミック広告の事例として、最後に閲覧したいくつかの商品を広告バナーに活用し、ECサイトへ誘導する、などがあります。これは、ある商品で実施した場合、CPAの大きな削減につながりました。また、クリック率もとてもよく、通常クリック率が1～2％程度だったものが、3～4％のクリック率に変ったという事例もございます。地味にクリック率の上昇につながり、購入モチベーションの増加につながることができるのが、ダイナミック広告のメリットです。

DSP広告の多くで語られるように、ダイナミック広告は、基本「人をベース」としたターゲティング広告です。そのため、スマートフォンとの相性がよく、今の時代にマッチした広告といえます。パーソナライズされた広告面ですから、効果につながりやすいのはイメージしやすいですよね。それゆえ、ダイナミック広告は、動的にパーソナライズされたスマホ広告という扱いになっています。中小企業では、あまり活用されるケースはないと思われるかもしれませんが、ポイントサイトなどであれば、サービスの表示を動的に行い、利用を促進していきたい、アクティブなユーザーを増やしていきたいというケースもあると思います。そういう面でも、ダイナミック広告は活用しやすい広告です。ぜひ１度、ダイナミック広告をご検討ください。お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。