2021.10.13
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Googleからサードパーティークッキーの段階的廃止が発表されています。2023年には廃止に向けて、Googleが本腰を入れて稼働が始まっています。参考:Google Japan Blogサードパーティ Cookie 廃止に関するタイムラインの変更についてhttps://japan.googleblog.com/2021/06/cookie.html
そもそも、Cookieとは、なんでしょう?
Cookieとは、閲覧したホームページのWebサーバーから発行される小さなテキストファイルで、Cookieがあることによって、訪問したWebサイトの情報などが一時的にパソコンやスマホにたまるようになっています。このファイルを活用することで、webサイトを利用したユーザーは、入力した内容を自分のスマホや、PCに残せたり、ログイン状態の保持ができたり、現在地に合わせた情報を見れたり、そして、利用しているユーザーに適した広告が見られるようになっています。
そんな便利なCookieを広告で利用できなくなる制限が行われるようになっていくのが、Cookieレス時代です。プライバシー保護の観点から、このCookieを使った広告表示ができなくなっていくのです。
その結果、今まで、企業は、旅行サイトを見ていた人にのみ配信していたネット広告を、関係ない人にまで、広告配信しなくてはいけなくなるかもしれません。
これは、広告コストから考えると、大きな問題ですよね。仮に、1万円の広告費で、1件の広告経由で購買などがあったのに、それが、配信先のコントロールができなくなったことで、効率が悪化して、結果的に、数万円~数十万円のコストを支払わないと、広告で購買ができなくなってしまいます。
これは大きな課題ですよね。
そんなCookieレス時代がもうすぐ訪れようとしているのですが、実際は、もう始まっています。スマホ時代の今。Googleは2023年でも、iPhoneはそうではありません。すでに、Cookieレス対応が始まっているiPhone safari のことを考えて、次の一手を進めてみませんか?日本国内では、iPhone利用者が多いので、テストマーケティングも考えて、進めておいた方がいいですよね!
今回ご紹介するのは、そういったCookieレス自体に対応したYoutube広告です。Youtube広告は、Googleのデータをもとに、ターゲットを決め、動画広告を配信していきます。ただ、Googleのデータは、もちろん、Cookieで取得しているものがベースになります。今回ご紹介するCookieレス時代のYoutube広告は、Youtubeのビックデータをもとに、動画広告の配信先が適しているかどうかをAIで判別して、広告動画を配信する方法になります。
具体的に解説すると、Cookieレス時代は、Youtubeに掲載されている動画の情報をもとに、広告を配信する方法で、展開します。その際、通常だと、Youtubeの動画の内容が、適しているかどうかなどを1つ1つ見ていく必要が出てきます。しかし、数万とある動画を人間でチェックしていくのは難しいです。そこで、Youtubeから直接得た動画名や、動画概要文、動画の長さ、評価などを元に、その動画は、広告を配信するのに適したものかどうかを判別していくのです。
たとえば、アパレルの広告動画を掲載するYoutube動画は、当然、アパレル、ファッション系の動画がいいですよね!Cookieがあれば、こういった判断もしやすいのですが、cookieがなくなると、この判断はしにくくなります。それゆえ、Youtubeから動画の元データを取得して、アパレル、ファッション系動画である!とビックデータから人工知能を活用して、動画のジャンルが、アパレル、ファッションであると認識させるのです。
これによって、フィットネス動画、デザート、お菓子、料理、ヘルス&ウェルネスなど、動画の判定をして、広告を配信していく仕様です。
また、この考え方は、特定ジャンルの動画にだけ、広告を配信するという考え方も可能ですが、逆に、配信先を除外する!という考え方でも使えます。たとえば、アパレルの広告主であれば、ガーデニングの動画に広告を配信しても、広告から購買が発生する可能性は下がってしまいます。このような状況を、除外することもできます。もちろん、あんまり、絞りすぎても、広告が出なくなりますし、当然、動画広告の配信先を絞らなさ過ぎても意味がありません。
要するに、無駄な配信先を抑制して、広告効果を高めるという方法です。しかも、自動的に最新の動画情報を取得して、広告の配信対象を追加するため、動画広告の配信中でも、効率的に広告の配信先を拡大できるのです。動的な広告配信先のホワイトリストになります。
実際、Googleが配信推奨している広告の掲載先と、今回の取り組みとの差異で考えると、表示回数にして、最大で、95%程度も無駄な広告配信になっているとされています。データを基にすると、明らかに差異が出てきます。
また、こういったホワイトリストによる、動画広告の配信は、ブランドセーフティにもつながります。
こんなYoutube動画に、広告を掲載しているの?というブランドの広告がありますが、この仕組みを活用すると、ホワイトリストでの動画配信となるため、比較的、ブランドを毀損するような動画への掲載がされなくなります。ブランド毀損へのリスク回避にも使えるのがプラスですね!ブランドリフトの部分で考えても、動画の内容を考慮して、広告を配信しないと、もったいないですよね。15年以上、クロトは、webマーケティング、web広告、SEO対策、キャンペーンサイト制作、動画制作など、各種デジタルマーケティングに関わるサービスを提供しております。官公庁、上場企業や自治体、大手広告代理店、大手メーカーなどにも、さまざまなご利用シーンでクロトをご活用いただいております。企業、団体のホームページの制作、運用、動画の制作、tiktokでの投稿など、デジタルマーケティングの支援を行っております。コンテンツの作成についても、ぜひ、お問合せください。実現可否も含めて、ご相談などいただければ幸いです。いかにYoutubeでの広告を最適化していくか、そこを意識して進めていきます。
Cookieレス時代を迎える前に、Cookieレスでも、最適な、動画配信をしたい!そのテストマーケティングをしておきたい!iPhoneを考えると、今からでも、Cookieに依存しない広告配信を進めていきたい!そんなニーズがありましたら、ぜひ1度、お問い合わせください。デジタルチャネルでの販売をより強化していくためにも、ブランドセーフティを行っていくうえでも、お役に立てると思います。クロトでは、こういったYoutube広告の配信についても、支援をさせていただいております。相談しながら、導入支援をしておりますので、ご安心ください。お電話でも、お問い合わせフォームからでも、ご相談いただけますので、具体的に、ターゲットは、こうで、こうしたい!など、URLや、情報をいただけますと幸いです。ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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