2020.04.26
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2019年5月から、GoogleはFAQの構造化マークアップなどの推奨を始めました。構造化マークアップをすると、Googleに、いろいろな情報が伝わりやすくなるのですが、これによって、Googleでは、検索エンジンでの検索結果の表示方法を変えるようになってきているのです。たとえば、GoogleのSearch Console 構造化データ マークアップ支援ツールのページを見てみてください。このページに書かれているように、検索結果の表記が変ってくるのです。ほかにも、FAQとしては、Googleで「サントリー 天然水 賞味期限」と検索してみてください。Q&Aが、検索結果にズラリと並んできます。このように、Googleは、より検索エンジンを使いやすいように改良していっています。そして、それは、顧客の満足度向上につながります。そんな顧客に対しての情報提供を惜しまない企業のwebサイトは、Googleの検索結果でも、上位に表示されやすくなるのではないか?と考えられます。もちろん、現状では、直接的な順位結果にはあらわれませんが、このような検索結果の表現が増えることで、対象のホームページへのアクセス数は増えていくことでしょう。構造化マークアップによって、検索エンジンのランキングは変らないという話にはなっていますが、構造化マークアップによって、クリックはされやすくなります。この結果を聞いて、構造化マークアップって何?と思う、企業のマーケティング担当者の方も多いと思います。構造化マークアップとは、いわゆる指定のタグによって記載することで、情報がわかりやすくなる、データ化されやすくなるホームページの作り方、コーディングの方法です。構造化マークアップする対象のデータは、いろいろありますが、2019年9月段階では、日本では、FAQ、パンくず、企業情報、採用情報、商品情報が、主に、構造化マークアップの対象データです。Googleサーチコンソールの左メニューには、最近新たに、パンくずのメニューが追加されています。パンくずの項目は、構造化マークアップがされたホームページの場合、ここの対象のページが表示されます。そして、正しい書き方をしていると、Googleが受領していることを明示してくれます。間違った書き方をすると、エラーになります。パンくずは、ホームページの階層構造を伝えることができ、これによって、Googleは、多くのページが、webサイト内にあることを調べることができるようになります。すなわち、各ページの関係性が捉えられて、Googleの検索エンジンにインデックスされやすくなるのです。Googleの検索結果でも、上位のページがどのページなのかを表現してくれるようにもなります。ただ、2019年10月1日現在では、確実にそのように表現されるわけではないのですが、それでも、Googleのクローラーがまわりやすくなるので、これは、SEO対策上、確実にプラスとなるはずです!構造化マークアップは、2023年では、主にSchema.orgなどの標準マークアップを使用して、webページのコーディングを行っていきます。これによって、webページのコンテンツをカテゴリー分けしたり、タグ付けしていきます。ちなみに、構造化マークアップで、webページをコーディングしていくと、音声での検索などにも対応されます。これを、Voice Search対応と呼ぶ方もいらっしゃいますね。先程記載したSchema.orgなどのスキーマタグによって、コンテンツの情報が意味づけされるから、音声での検索の際に、そのデータが使われるからです。検索エンジンが音声検索を活用する時代になってきていますので、実は、構造化マークアップは、ホームページのバリアフリー化を達成するには、必要なコーディング技法といえましょう。そして、AIサーチ、AI検索の対策にも、構造化マークアップは、有効打です。Webサイトに「これは記事です」「ここは質問です」と意味を教える魔法のタグ、構造化マークアップ。Googleに好かれるSEO対策として知られていますが、実はAIが賢くなるための最高の"エサ"にもなるんです。Google対策だけじゃもったいない!構造化マークアップで、AIにも愛されるコンテンツ作りの初めの一歩を進めませんか!!Googleが出している構造化マークアップのツールも生かしてみてください!!構造化データマークアップ支援ツールこういうテクニカルSEOは面倒・・。という方には、御社の手間がほぼない、New seo プロモーション という施策もご提案しております。NEW SEO プロモーションは、検索エンジンの検索ボックスでの表示、非表示についての対策です。クロトでは、そんな構造化マークアップの導入を企業様向けに展開しております。いち速くいろいろなお客様のホームページに構造化マークアップの導入をすることで、リッチな検索結果、そして、Googleからのアクセス増を目的にご提案をしております。構造化マークアップの導入は難しいケースもありますが、非常に簡単に導入できることもあります。求人情報の構造化マークアップは導入も簡単なので、採用サイトを作られている企業様の場合、検索エンジンからのアクセスを増やす施策として、構造化マークアップの導入はオススメです。クロトなら、「ああ、あの会社ね!」というような有名な企業の採用サイトの制作なども、過去に行ってきております。そういった実績のある会社なので、安心してお任せください。もちろん、構造化マークアップは、コーポレートサイトにも導入できます。しかも、コーポレートサイトも、CMSなどが導入されていないブランディング重視のホームページであれば、このパターンも、簡単に構造化マークアップの導入が可能です。このページも、パンくずリストの構造化マークアップを行っています。Googleが推奨するJSON-LDを使っての構造化マークアップをしています。FAQページも、リッチリザルトを目指して、構造化マークアップをクロトの企業サイトでは導入しています。しかも、ワードプレスでの実装を行っています。デジタルマーケティングを得意とするクロトは、システム開発、仕様設計、ライティング、webコーディング、デザイン、ホームページ制作、CMS導入、動画制作なども、多数、ご依頼をいただいております。新規に、商品として販売するシステムなども開発しています。多くのお客様にて、システムなどは、導入されています。クロトは、15年以上、デジタルマーケの業務を行ってきています。多くの企業様、団体様、官公庁、自治体様に、webサイト制作や、システム開発、webデザイン、コーディングなど、体験していただいております。ぜひ1度、その事例、実績など、触れてみてください。構造化マークアップのような技術は、見えにくい箇所ですが、SEO対策を考えると、とても重要な個所になります。SEO対策やwebサイト制作1つとっても、クロトは、新しい技術のうねり、マーケティング潮流を捉えて、クライアント様になるべく手間をかけずに、効果を出したいと思っております。お見積もりやご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
【作業内容例】・企画、設計、ヒアリング・導入サイトの確認・記述文言の確認・コーディング等【主な対応CMS】WordPress(ワードプレス)※もちろん、スクラッチにてシステム開発も可能※コンテンツマーケティングを意識したオウンドメディア制作
【その他】・常時SSLの設置、お問い合わせフォームの実装、多言語対応など、軽いシステムなどもお気軽にご相談ください。※決済機能や決済システムの開発、導入も可能。決済代行会社のご提案も可能※awsなどクラウドサーバの導入、wafの導入もご提案可能※検証環境、テスト環境構築なども構築できますのであわせてご相談ください※デジタル庁 デザインシステムを活用することで、UIUXの向上も見込めます!
構造化マークアップの具体的な事例について、パンくずリスト(BreadcrumbList)とFAQページ(FAQPage)を例に解説します。
パンくずリストは、ウェブサイト内の階層構造を示すためのナビゲーションです。これを適切にマークアップすることで、ユーザーと検索エンジンの両方に、現在のページがサイト全体のどこに位置しているかを明確に伝えることができます。検索結果では、URLの代わりにサイト内の階層が表示されるため、クリック率の向上も期待できます。マークアップのポイントは、JSON-LD形式を使用するのが最も一般的で推奨されています。各項目にitem(URL)、name(表示名)、position(階層の位置)を記述します。【具体的なコード例】例えば、「ホーム > サービス > SEO対策」という階層のページをマークアップする場合、以下のようなコードをHTMLの<head>タグ内または<body>タグ内に記述します。
<script type="application/ld+json">{"@context": "https://schema.org","@type": "BreadcrumbList","itemListElement": [{"@type": "ListItem","position": 1,"name": "ホーム","item": "https://example.com/"},{"@type": "ListItem","position": 2,"name": "サービス","item": "https://example.com/service/"},{"@type": "ListItem","position": 3,"name": "SEO対策","item": "https://example.com/service/seo/"}]}</script>
FAQページをマークアップすると、質問と回答のペアを検索エンジンに理解させることができます。これにより、検索結果のスニペットに質問と回答が直接表示される「リッチリザルト」として表示される可能性が高まり、ユーザーの目に留まりやすくなります。マークアップのポイントは、FAQPageスキーマを使用します。mainEntity内に、質問Questionと回答Answerのペアを複数記述します。Questionにはname(質問文)、acceptedAnswerにはtext(回答文)をそれぞれ記述します。【具体的なコード例】例えば、「構造化マークアップとは何ですか?」という質問と、「構造化マークアップは〜」という回答をマークアップする場合、以下のようになります。
<script type="application/ld+json">{"@context": "https://schema.org","@type": "FAQPage","mainEntity": [{"@type": "Question","name": "構造化マークアップとは何ですか?","acceptedAnswer": {"@type": "Answer","text": "構造化マークアップとは、HTMLに特定タグを付与し、検索エンジンにコンテンツ内容を正確に理解させる手法"}},{"@type": "Question","name": "構造化マークアップはSEOにどう役立ちますか?","acceptedAnswer": {"@type": "Answer","text": "検索結果でリッチリザルトとして表示され、クリック率の向上やサイトの視認性向上に繋がります"}}]}</script>
構造化データの効果測定は、主にGoogleの提供するツールを使って行います。効果を測定することで、リッチリザルト(リッチスニペット)の表示状況や、それがクリック率(CTR)にどう影響しているかを確認できます。
これは、構造化データの実装が正しく行われているか、Googleのガイドラインに準拠しているかを確認するツールです。使い方は、簡単!Googleが提供する「リッチリザルトテスト」にアクセスします。測定したいページのURL、または構造化データのコードを直接入力します。テストを実行すると、そのページに実装されている構造化データが有効かどうか、またどの種類のリッチリザルトが表示される可能性があるかがわかります。確認できることとしては、有効な構造化データになっているか、すなわち、実装されている構造化データの種類が表示されるので、チェックできます。当然エラーや警告が出ることもあります。たとえば、ガイドラインに準拠していない場合、どこを修正すべきか具体的なエラーメッセージが表示されます。
Search Consoleは、サイトの検索パフォーマンスを総合的に分析するためのツールです。構造化データが検索結果にどう影響しているかを確認する上で最も重要です。使い方としては、Search Consoleのメニューから「検索パフォーマンス」レポートに移動します。そして、フィルタ機能を使って、「検索での見え方」を「リッチリザルト」で絞り込みます。Search Consoleで、確認できることは、表示回数とクリック数です。構造化データが表示された回数(インプレッション数)と、そこからのクリック数を知ることができます。また、クリック率(CTR)も知ることができて、これを通常の検索結果と比較します。リッチリザルトは目立つため、一般的にCTRが高くなる傾向にあります。また、Search Consoleには、専用メニューも用意されています。Search Consoleの左側メニューには、実装した構造化データの種類(例:パンくずリスト、FAQ、商品など)ごとに専用のレポートがでています。ここで、各構造化データに起因するエラーや改善が必要な項目を確認できます。これらのツールを定期的に活用することで、構造化データが検索パフォーマンスにどう貢献しているかを数値で把握し、より効果的なSEO戦略に繋げることができます!
構造化マークアップ の よくある質問 をまとめました
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