2021.08.25
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今回は Yahoo 広告 についてご紹介します。日本最大級のポータルサイト、Yahoo! Japan(ヤフージャパン)。そんなYahoo!の広告ネットワークや、自社媒体、検索エンジンに対して、ネット広告を掲載できるのが、Yahoo!広告です。Googleと違って、ポータルサイト、ニュースサイトとして利用されているケースが多いかもしれませんが、確実に、その媒体力は、日本では、かなり大きいです。そもそも、検索エンジンとしてのシェアは、日本では2位ですから。そんなYahoo!広告の活用メリットや、特徴、Googleとの違い、広告予算、どのくらいがいいか?などの情報をまとめていきます。
ネット広告といえば、検索連動型広告(リスティング広告)という方も多いと思います。そして、実際に、Googleのリスティング広告を、集客や販売促進のために活用されているケースも多いと思います。しかし、Google広告だけでいいのでしょうか?もれなく、リーチを狙うなら、確実に、Yahoo!広告、Bing広告も狙っていきたいところです!特に、Yahoo!広告は、その媒体力の高さは、日本人なら、想像できると思います。ネット黎明期から愛されてきた存在です。Yahoo!広告も、そう、古くからある、ネット広告ですしね。いくつか、ご相談いただいたネット広告の出稿先のお話でも、広告代理店が、Googleのリスティング広告しか提案してこなかったので、そのまま、Google広告だけにしていた、という事例がたくさんあります。反対に、「私はGoogle使わないんだよ」という企業経営者の方もいて、Yahoo!にのみ広告を出す!と決められていることもありました。しかし、このように決めつけることは、よくありません。ネット広告の良さは、比較的、低予算で、お試しができる点だからです。ネット広告のクリエイティブのABテストは実施するのに、媒体(メディア)活用においては、テスト運用を行わないという矛盾。そんな矛盾の発生は、取っ払って、「もれなく」リーチしてみて、結果的に、どうだったかをやってみませんか?もちろん、使える広告予算が少ないから、広告効果の最適化を考えて、申し込みなどのCV(コンバージョン)の出やすいGoogle広告を実施している!というケースもあります。しかし、実際、商材やサービス、内容によっても、ネット広告の効果は変わってきます。そのため、まずは、Yahoo 広告も、掲載を試してみた方がいいと思っています。いくつかの事例で、Yahoo!広告の方が、広告バナーの表示回数が130%多い!とか、コンバージョン率が、20%高かった!!という事例があります。
なぜ、Yahoo 広告とGoogle広告とで、結果に違いが出てくるのでしょうか。検索エンジンに限って言えば、仕組み的には、同じなのに。。。ひとえに、これは、利用されるユーザーの違いなどが考えられます。Yahoo 広告の場合、ヤフー利用者へのターゲティングが圧倒的に強いです。その結果、自社サービスからの利用者も多いです。そして、古くから使っているユーザーも多いです。スマートフォンでいえば、ソフトバンクや、ワイモバイルなどは、ブラウザのデフォルトが、Yahooになっていることもあります。スマホユーザーによっては、自分で、スマホのブラウザのTOPページをヤフーにしている方も多く見かけます。スマホでのCVが多いジャンルの場合、こうなってくると、Yahoo!広告を、無視はできませんよ。話が少し脱線しましたが、日本らしいポイントで、Yahoo広告の利用者は、Googleと違ったユーザー層になっているようです。Yahoo!利用者は、Yahoo!のコンテンツ、ほかサービス利用意図が強いケースもあります。ヤフーの場合、Googleと違って、エンタメ、ニュース、ファイナンス、オークションなど、各種サービスを運営しているのも強みですね。トラベル、スポーツなどのコンテンツもあり、そのコンテンツには、広告枠もあります。その結果、Yahoo!広告の広告掲載パートナーのサイトは、グループ系のサイトも多く、優良なコンテンツのサイトへの広告掲載が可能になったりします。Yahoo!関連のサービスや、クックパッド、All Aboutなどへの広告掲載が可能です。
Yahoo 広告の代表的なネット広告は、ヤフーの検索結果に表示されるリスティング広告と、各コンテンツページに表示されるディスプレイ広告(バナー&テキストの広告)です。ディスプレイ広告は、リニューアルをして、YDA(Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型))というサービスに、2020年に変わっています。BtoB(企業間取引)のサービスでも、消費者向け(BtoC)サービスでも、Yahoo 広告の利用は可能です。リスティング広告は、Yahooの検索エンジンの検索結果に出てくる広告です。つまり、キーワードを入れて検索をした人にだけ、PRをする広告です。そのため、利用者のモチベーションが高いため、CV率が高いとされています。ちなみに、Googleの方が、広告親和性が高いケースは多く、検索結果からのクリック率は、だいたい、+20~200%くらい、Googleの方が良かったりします。しかし、クリックされて、課金がされる、クリック型課金なので、ユーザーモチベーションの高低は気になりますが、予算的には、Google広告と変わりません。ちなみに、Yahooのリスティング広告は、YSAとも呼ばれます。Yahooの検索広告は、Yahoo! JAPANの検索画面だけではなく、Yahoo!提携パートナーサイトの検索画面でも表示されます。検索して、アクションをしようとする、意欲の高いユーザーに、御社の広告を届けられます。
YDA(Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型))は、画像や動画を活用して、消費者に、自社サービスを告知できるサービスです。広告配信アルゴリズムも、YDNという旧名称のときから変わっています。広告の自動入札の機能も改善されて、結果、広告効果もアップデートされています。YDAの場合、掲載できるバナー広告のクリエイティブのサイズも、ある程度絞られており、300×250、160×600、468×60、728×90、320×50、320×100ピクセルのバナーを掲載できるようになっています。YDAには、サーチターゲティングという消費者の検索履歴を見て、広告を配信する仕組みもあります。YDAはリスティング広告と違って、興味関心や属性の一致する人に向けて、バナーなどの広告を配信する仕組みのため、Push型の広告配信ができます。これは、ひとつの事例ですが、予算20万円くらいでも、ジャンルや対象、運用によっては、数十万回の表示回数になります。サービスにせよ、商材にせよ、まずは、知ってもらわないと使ってもらえないので、そこは大きなプラスポイントですよ。比べてみましょう。ポスティングをします。1枚20円だとしましょう。1万配布で、20万円です。1万と数十万回の閲覧では比べ物になりません。動的ディスプレイという広告の表示形式もあります。動的ディスプレイは、広告主がアップロードした商品リストを元に、動的に、広告を表示します。ユーザーに最適な広告を動的に配信するため、比較的、AI要素の高い、広告形式です。また、脚光を浴びてきている、広告形式が、カルーセル。カルーセルは、複数の画像を組み合わせて表示します。webサイトの情報表示の方法でもカルーセルバナーは、トレンドです。何より、カルーセルは、画像ごとに異なるリンク先に遷移できるため、こんな使い方ができます。靴の新商品で、カラーバリエーションが多い時。各色ごとに、商品詳細ページの違うページに飛ばせるのです。
もちろん、Yahoo 広告は、基本、PCサイト、スマホサイトの両方に対応しているので、自社サービスに最適な広告配信が可能になっています。こういう状況ですので、まずは、トライアルで、yahoo 広告での、デジタル広告展開もしてみた方がいいです。Google広告と、機能的には、そん色なく、ヤフー広告でも、広告配信が可能なのです。
クロトでは、Yahoo 広告の運用を創業以来、15年以上行っております。最近でも、自治体さま向けであったり、公共事業のPRであったり、上場企業や、大手団体などのアクセス数アップや、販売促進などで活用しております。コスメ、サプリメントのネットショップへの誘導などでも活用しています。YDAについても、2020年から、実施をさせていただき、広告配信の運用を行っています。その結果、月間で100万以上のインプレッションや、月間で100近いCV数の獲得といった事例、実績を残せています。もちろん、Google広告のディスプレイキャンペーンなどの運用も可能ですので、GoogleとYahooの並行運用が可能です
DX化が推進されてきて、さまざま企業活動で、web広告は重要な集客施策になっています。特に、その中でも、Googleに偏った広告戦略を行うケースも目立ちます。しかし、自社に最適な広告は何か、しっかりと、トライをしながら、検証をしていった方がよいです。広告代理店が、設定が面倒だから、などの理由で、提案をしてこないケースなどもあるので、ちゃんと運用できる広告代理店、担当者に任せていきましょう。
もちろん、web広告は、原則、運用を前提とするため、すぐに結果の出ないケースもあります。しかし、改善や工夫、糸口の分析など、重要です。お客様のお金をあづかって、それをもとに、広告を運用するのですから、しっかりと、展開をしていくことが重要だと思っています。それゆえ、Google広告だけでなく、Yahoo 広告も、おすすめしています。もちろん、Google広告で、より数字を伸ばしていきたい!などのケースのときに、お試しで、実施するのでもよいと思います。CV数字の最適化が重要なのです。
Yahoo 広告について、検討されている場合は、ぜひ1度、運用実績の豊富なクロトにご相談ください。15年以上、さまざまなお客様のweb広告、ネットプロモーションの課題を解決してきております。いろいろなサービスを提供されている企業のために、運用の工夫をして、さまざまなご提案、実りある結果をご提供できると思っております。クロトでは、複雑に絡みあう インターネット広告、ランディングページ(LP)、アクセス分析、UIUX設計、ホワイトペーパー作成、SNS運用などを1つ1つ最新の状態を理解しながら、サービス提供を行っています。ネット広告への不安などのご相談も受けておりますので、お気軽にお問い合わせください。お見積もりは無料で行っています。どんなことをしたいか、どんな課題があるか、ご予算や、クリエイティブ、遷移先のページ、御社ホームページなど、お話しください。お問い合わせフォームにて、ご記載いただければ、クロトの担当より、ご連絡をさせていただきます。
など実際の業務内容は、契約、担当範囲、内容などによって、都度変動します。お打ち合わせなどですり合わせさせてください。※データを貯めて資産化。シンプルCRMシステムについて知りたい場合はこちら※見積もり シミュレーション 機能開発はこちら※wordpress で 企業サイトをリニューアルする!※webデザインもクロトにお任せ※ポッドキャスト制作で、音マーケティング!
といった点があります。とはいえ、媒体の規模が大きいので、自社の商材、サービスと、見合わせて、活用方法を考えてみてください。なお、上記は記載時点での情報です
Yahoo 広告 運用 など の よくある質問 をまとめました
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