ネット診療オンライン診療導入

2020.04.27

Contents

ネット診療オンライン診療導入！
予約＆決済機能付で、便利。
動画診察で患者さんの利便性向上へ

遠方や定期健診の患者さんの通院をしやすくするネット診療

スマホでネット診察。患者さんが通院しやすくなる仕組み作り

ネット診療、オンライン診療とは、スマートフォンやPCなどのビデオ通話機能を使って、患者さんを診療する行為のことです。スマホでのビデオ通話機能は、普段はあまり活用されないかと思いますが、病院側で、パソコンにカメラとマイクをセットすれば、実は、ネット診療はできるようになったのです。これは、2018年のことで、厚生労働省が「オンライン診療ガイドライン」を発表したことで、法律的にも、運用上、まったく問題ない行為となり、一部の治療行為については、健康保険適用もできるようになりました。もちろん、自費で支払う自費診療については、すでに法律上認められているので、公に、ネット診療ができるようになりました。

ネット診療を導入する病院側のメリットは、患者さんの範囲が増えることです。今まで、病院は比較的地域に密着していました。通院できない場所に住む人の場合、フォローをしたくても、なかなかフォローしえない患者さんだったのです。それが、一部の治療行為とはいえ、ネットでの診療ができるようになりました。これによって、病院側は、患者さんの対象範囲が広く、拡大できるようになったのです。初診は通院してもらう必要はありますが、たとえば、成人病予防などであれば、このネット診療ができるようになる場合がでてきます。今までは可能性が０だったのが、可能性がグッと増加するのです。もちろん、患者さんの体質や病気の症状にも依存はすると思いますが、投薬治療や定期的な診断だけで済む場合、患者さんにとっても、利便性が増すわけです。うれしいですよね。患者さんは、病院に出かける手間や待ち時間を省けるため、この病院に通おう！という意思決定をする確率があがってきます。また、最近の患者さんは多様性に満ちていて、待合室で他の病気に感染するリスクを恐れる方もいらっしゃいます。そんな方にも、ネット診療はオススメできると思います。

高血圧や糖尿病、不整脈などは薬の服用で予防や体調が安定してくるケースも多いのに、毎月の通院がおっくうになってしまい、通院しなくなるケースがあります。リピートしにくい状況になりますよね。ネット診療があれば、そのリスクを回避しやすくなるわけです。生活習慣病の治療世代は、仕事の忙しい人が多いから、当然ですが、患者さんの健康を考えると、少なくとも薬は飲み続けて欲しいですよね。

ネット診療は、webサイトのシステムとカメラ＋マイクで簡単に導入ができます。病院の事務局の方にお話を聞くと、導入が難しそう、システムが高そう。という話になりますが、そんなことはありません。既存のwebサイトと連携をすることで、サクッと導入することもできます。

ネット診療のシステムで必要な機能は、いくつかありますが、まずは予約機能だと思っています。手軽に、診察の予約をとれるような機能が必要ですよね。また、同時に、ネットで決済ができる仕組みも必要です。ネット診療をしたければ、治療費を払ってくれない。。なんてことがおきないように、患者さんに、事前にクレジットカードを登録してもらって、ネット診療を行うことで、ちゃんと治療費の請求もできます。そして、もう１つの大事なポイントは患者さんのデータ管理機能です。登録している患者さんの住所などの情報を管理できる仕組みも重要です。これがあることによって、薬の配送とかもできるようになりますので、結果的に、病院側の対応がスムーズにできるようになります。当然ですが、セキュリティへの配慮も必要です。サーバもそうですが、内部セキュリティの配慮も重要です！

ネット診療は、2018年から流通が始まった仕組みなので、まだまだ、これからです。競争の激しい地域であれば、こういったシステムを用意しておくことで、病院としてのホスピタリティもあがるかと思います。同時に、患者さん思いの病院と捉えられることでしょう。

ちなみに、このネット診療の仕組みは、美容サロンや美容クリニックでも活用ができます。もちろん、保険適用ではなく、自費診療になりますが、いわゆる、DNAからの美容施術などは、ネット診療のシステムを活用することで、より患者さんが便利に通院できるようになります。また、各種サービスやサポートも受けやすくなるため、患者さんが増える可能性があります！

ネット診療は、まだまだこれからです。カルテシステムと連携をさせたり、在宅治療でのサポートシステムと連携したりもできると思います。それゆえ、こういう機能を患者さんに提供していきたい！という先進的な取り組みをしていきたい病院には、絶好のチャンスです。ITに詳しくないので、正直、いろいろ検討したいけど、迷っているというお医者さまや事務局の方。ぜひ、クロトにご相談ください。一緒に、よりよい、ネット診療の仕組みづくりをしていきませんか。ITで未来の患者さんの笑顔を作っていけるよう、さまざまなご提案をさせていただきます。